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- 2026/10/23 01:20 掲載
バークレイズ、約5,000人を削減へ 支援部門や開発者が中心でAIによる生産性向上も背景
同日のアナリスト向け説明会の原稿によると、削減は2026年に実施する構造改革の施策に伴うもので、約6割は開発者を含む支援部門が対象という。AIで従業員の生産性が高まることで、開発者が減るとの説明も盛り込んだ。
同日発表した2026年7~9月期の税引き前利益は、前年同期比12%増の23億ポンド(約4,880億円)だった。収益は3%増の74億ポンド(約1兆5,700億円)で、費用収益率は前年同期の63%から62%に改善した。1株あたり利益は18%増となった。年初来の株主資本利益率(RoTE)は13.8%で、自己資本比率(CET1)は14.2%だった。
構造改革費用は7~9月期に2億100万ポンド(約426億円)と、前年同期の9,300万ポンドから増えた。このうち1億1,000万ポンドは、個人・法人向けの英国部門(バークレイズUK)が占める。10~12月期にも約3億ポンド(約636億円)を計画する。これらの施策による総効率化益は、2027年に11億ポンド(約2,330億円)超を見込むとしている。
ヴェンカタクリシュナンCEOは「事業と財務の両面で、勢いが続いていることを喜ばしく思う」とコメントした。グループ全体の費用は、2026年に約185億ポンド(約3兆9,200億円)、2027年に約184億ポンド(約3兆9,000億円)になる見通しだ。
このほか、上限5億ポンド(約1,060億円)の自社株買いを新たに実施すると発表した。
バークレイズは直近、アンソロピックと協業を拡大し、AIを全社で展開する方針も示している。
では、バークレイズは人員の見直しをなぜこの局面で加速させるのか。AIは本当に主因なのか。経営トップが語ったAIの位置づけと、決算書類に表れた費用の膨らみ方、現場で進む変化が手がかりになる。
・CEOが語った「AIはケーキそのものではない」発言の真意
・構造改革費用が当初見通しの約2倍に膨らんだ事情
・コールセンターと支店で進む人員の見直し
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