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- 2026/10/24 05:32 掲載
アメリカン・エキスプレス、従業員5%削減へ 純利益28%増で通期見通しも上方修正
同社は通期のGAAPベースの1株当たり利益の見通しを、18.30~18.60ドルに上方修正した。前期の15.38ドルから19~21%増える計算で、通期の売上高も約10%増を見込むとしている。スティーブン・スクエリ会長兼CEOは「年初来の業績を踏まえ、通期の1株当たり利益の見通しを引き上げる」とコメントした。
あわせて、効率化施策に関連するリストラ費用として、3億3,600万ドル(約527億円)を計上したことも明らかにした。
一方、人員削減の方針は、決算説明会でCEOらが述べたと報じられている。ファスト・カンパニーによると、スクエリ氏は全世界の従業員の約5%を削減する方針を示し、「より機敏で効率的な組織になる必要がある」と述べた。同紙は、2025年末時点の従業員数が約7万6,800人だったことから、削減規模を約3,800人に相当すると推計している。
同紙によると、スクエリ氏はAIが人員削減の要因の一つだと説明した。最高財務責任者(CFO)もCNBCの取材に対し、今回のリストラは「AIに備える」ためでもあると述べたという。層の削減と管理範囲の拡大を進める一方、「最適に整っていない業務は自動化したくない」と語ったと伝えられている。なお、削減の人数や時期は、決算リリースには記載がない。
金融業界ではバークレイズも10月22日、AIによる生産性向上を背景に、約5,000人の削減方針を明らかにしたばかりだ。
では、純利益が28%増え、通期見通しまで引き上げた会社が、なぜこのタイミングで約3,800人規模の削減に踏み切るのか。背景には、決算の数字に潜む「ある要素」と、通期見通しが10~12月期に課す意外なハードルがある。
・「純利益28%増」を、そのまま信じてよいのか
・通期見通しが10~12月期に突きつける高いハードル
・リストラ3億3,600万ドルを人数で割ると、他行との比較
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