• 2026/05/21 掲載

NVIDIA決算、売上高純利益とも過去最高を更新「AIエージェントが爆発的に普及する」

数十億のAIエージェントが世界中に普及すると予測

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アメリカの半導体大手エヌビディアが発表した2027年度第1四半期決算は、売上高と純利益がともに市場予想を上回り、四半期として過去最高を記録した。データセンター事業の急成長が収益を牽引し、5月から7月期の売上高見通しも市場予想を超えた。ジェンスン・フアン最高経営責任者は自律的に動作するAIの普及が変革の中心にあると述べた。
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(Photo/Shutterstock.com/Photofold)
 エヌビディアの2027年度第1四半期の売上高は前年同期比85%増の816億1500万ドルとなり、純利益は約3.1倍の583億2100万ドルに達した。いずれも四半期ベースで過去最高を記録している。営業利益は2.5倍の535億ドルへと大幅に増加し、営業利益率は前年同期の49.1%から65.6%に向上した。

 1株当たり利益は2.39ドルとなった。好業績と豊富な手元資金を背景に、同社は四半期配当を従来の0.01ドルから0.25ドルへと大幅に引き上げると発表した。加えて、取締役会は期限を設けない800億ドルの追加自社株買いプログラムを承認し、株主還元を強化する姿勢を鮮明にした。 同社は今後の成長ドライバーを反映させるため、報告セグメントをデータセンターとエッジコンピューティングの2つに再編している。

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【図版付き記事はこちら】NVIDIAの2027年2~4月期決算、売上・純利益とも過去最高更新
NVIDIAの2027年2~4月期決算、売上・純利益とも過去最高更新
(図版:ビジネス+IT)

 主力となるデータセンター部門の第1四半期売上高は前年同期比92%増の752億ドルとなり、全体の収益を牽引した。パソコン、ゲーム機、ロボティクスや自動車向けを含むエッジコンピューティング部門の売上高も前年同期比29%増の64億ドルと順調な伸びを示している。データセンター部門内では、AI専用データセンターやAIファクトリーの需要を取り込む方針を打ち出している。

注目されていた5月から7月期の第2四半期売上高見通しについては910億ドルと設定され、市場予想を上回る水準を提示した。ジェンスン・フアン最高経営責任者は決算発表に際し、人類史上最大のインフラストラクチャ拡張であるAIファクトリーの構築が異常なスピードで加速していると指摘した。

 さらに、自律的に生産的な作業を実行し真の価値を生み出すエージェンティックAIの時代が到来し、企業や業界全体で急速に規模を拡大していると述べている。同氏はこの変革の中心において、あらゆる場所で拡張可能な唯一のプラットフォームとして同社が独自の地位を築いているとその優位性を強調した。好決算と強気な見通しが示された一方で、時間外取引におけるエヌビディアの株価は一時的に小幅な下落を記録した。

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