- 2026/08/07 11:56 掲載
中国製ルータ20機種に「隠しバックドア」、世界10万台超か…35秒ごとに外部通信判明
ENDLESSDOORSは、Linux向け遠隔操作ツール「rctl」を改変したもの。ルータ側からC2(指令・制御)サーバへ接続する仕組みのため、インターネット側から対象機器へ直接アクセスできない環境でも通信が成立する。接続後は送られたコマンドをroot権限で実行でき、対話型シェルの起動も可能だ。VulnCheckは実機でこの挙動を再現し、CVE-2026-66747を割り当てた。
バックドアは約35秒ごとに特定のIPアドレスや中国で登録されたドメインへの接続を試みる仕組み。Zbtlinkだけでなく、Wiflyerブランドでも同型機が販売されている。
影響範囲が分かりにくい理由は、 ZbtlinkがOEM/ODMを手掛けているためだ。同社も自社サイトでOEM/ODMや製品のカスタマイズ対応を掲げる。VulnCheckはロゴではなく型番で確認するよう呼びかけ、CPE2801、WG1608-DSIM、WG3526、Z8102AX-2DSIMなど20機種を列挙した。実際の対象はさらに広がる可能性がある。
VulnCheckは修正版ファームウェアが存在しないとして、該当機器の交換か、少なくとも厳格な外向き通信の制御とネットワーク分離を推奨している。一方、C2の運用主体は特定しておらず、中国政府の関与を示す証拠も公表していない。Zbtlinkは報道機関のコメント要請に回答していないという。
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