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- 2026/10/13 11:30 掲載
中国の個人AI競争が加速…バイトダンスは「Spell」、テンセントは「LightVela」を展開
財新が10月9日に取材したバイトダンスの内部関係者は、同社が中国の国慶節連休前から個人向けAIエージェントの開発を急いでいたと明らかにしたという。中核となるのは2026年4月に始動したコードネーム「Spell」で、2025年から試験していたスマートフォン向けAIアシスタント「Doubao」(豆包)の個人エージェント開発を引き継ぐ。スマホ向けアシスタントチームが主導し、SpellとDoubaoの対話チームが共同で開発。Doubaoとの統合を進めて早期公開を目指すとされる。ただし、公開日や料金は明らかになっていない。
一方のテンセントは、クラウド型の個人向けAI「LightVela」を展開している。LightVelaの公式ブログ によると、初期サービスは2026年4月に公開し、9月28日には新規ユーザー向けの1カ月無料体験を案内した。クラウド上でAIエージェント「Hermes Agent」を動かし、利用者が端末を閉じた後も処理を続ける。微信(WeChat)などのメッセージアプリから利用でき、ニュース収集、Webサイトの更新確認、リマインダー送信などを行う。
LightVelaでは、利用者ごとに独立したクラウド環境を用意し、用途別のエージェントを設定できる。これに対し、米メタは9月8日に個人向けAIエージェント「Muse」を発表。独立したアプリやWhatsAppで指示を受け、メールの送信や旅行予約などを代行する。接続するアプリやアクセス権限は利用者が選択でき、必要に応じて取り消せるという。
メタが専用エージェントを前面に出す一方、バイトダンスはDoubaoとの統合、テンセントは既存のメッセージアプリとクラウド基盤を活用する形だ。各社が利用者との接点をどう確保し、複数のアプリにまたがる作業をどこまで代行できるかが、今後の競争を左右しそうだ。
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