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- 2025/08/28 06:10 掲載
【保存版】アクセンチュア流「生成AI活用術」大解剖、この会社…やっぱり凄すぎた理由
連載:デジタル産業構造論
法政大学 デザイン工学部システムデザイン学科 准教授 / d-strategy,inc / Third Ecosystem,inc / Inclusive AI,inc 代表取締役CEO
野村総合研究所、産業革新投資機構JIC-VGIなどを経て現職。法政大学 デザイン工学部 システムデザイン学科 准教授として、産業価値デザイン研究室にて生成AI・AIエージェントや、フィジカルAI・AIロボット、データスペースなどデジタル技術・先端技術をビジネスや社会の価値へ転換するための手法論の教育・研究を実施。
戦略・DX支援企業のd-strategy,inc(企業のAI変革、DX戦略、デジタルソリューション戦略)を創業し代表取締役として、フィジカルAI、AIエージェントをはじめとするデジタル化・自動化・技術変化の中での企業やスタートアップのDX/ソリューション・イノベーション戦略を支援。
また、グローバルでのスタートアップエコシステム連携プラットフォームのThird Ecosystem,incの代表取締役CEOとして海外・国内のスタートアップエコシステム(VC/CVC/企業/大学/政府機関/スタートアップ)の連携・活性化、スタートアップ企業やエコシステム企業の海外展開支援や、海外スタートアップの日本展開に取り組む。
Inclusive AI,incにおいて盲ろう者(目が見えない・見えづらく、耳が聞こえない・聞こえづらい)、視覚障害者、高齢者等向けのAIエージェントなどのAIサービス開発を実施。「制約のある方を含めすべての方が前向きに活き活きと暮らし、学び、挑戦できる世の中」をAIエージェントやフィジカルAIを通じて実現していくことを目指す。
最新刊として『フィジカルAI進化論~自律するロボットとともに作る産業の未来~』(SBクリエイティブ)を26年10月1日に出版予定。
その他、近著に『生成DX~生成AIが生んだ新たなビジネスモデル~』(SBクリエイティブ)、『メタ産業革命~メタバース×デジタルツインでビジネスが変わる~』(日経BP)、『製造業プラットフォーム戦略』(日経BP)、『日本型プラットフォームビジネス』(日本経済新聞出版社)があり、ビジネス+IT連載『デジタル産業構造論』、MONOist等にてWebメディア連載。
youtubeチャンネル『フィジカルAI時代の産業論 (d-strategy / Third Ecosystem 小宮昌人)』 @dstrategyinc にて生成AIをはじめ産業のデジタル化を解説
事例(1):300個も…増え続ける「社内の生成AIアプリ」
執行役員 ビジネス コンサルティング本部
データ & AIグループ日本統括 AIセンター長
アクセンチュア・イノベーション・ハブ東京共同統括
博士(理学)
保科学世 氏
具体的には、現場の社員が自分たちの業務を効率化するために、生成AIを活用したアプリケーションを自ら開発し、それを社内で共有し、互いに利用できる体制が整っている。
そうした「生成AI開発→社内共有」の仕組みを支えているのが、アクセンチュアが独自開発した「Accenture Peer Worker Platform」と呼ばれるプラットフォームだ。このプラットフォームにより、ツールを自ら開発し、社内で公開するというサイクル・カルチャーが生まれているのだ。
現在、公開されているものだけで300以上のアプリが存在し、非公開のものを含めると数千のアプリが開発されているようだ。
開発された「社内の生成AIアプリ」の例
この「Accenture Peer Worker Platform」のプラットフォーム上で、現場社員によって開発されたアプリケーションの一例が、文章要約や、レビューアシスタント、アイデア発想などだ。たとえば、「レビューアシスタント」というアプリを使うと、どのように業務が変わるのか紹介していこう。コンサルティングファームでは、マネージャーなどの上位者が若手社員の作成した調査・分析の結果、資料を確認し、内容をともにブラッシュアップしていく「レビュー」というプロセスが存在する。
このレビューは、分析の質を高めたり人材を育成したりするために不可欠なプロセスだが、毎回、レビューを受ける側と行う側の双方にとって負担が大きいプロセスであった。また、指摘する内容にも共通する部分が多いのが実情であった。
そうしたプロセスにおいて「レビューアシスタント」は活躍するアプリになっている。具体的には、レビュー時にチェックすべき項目を生成AIに参照させ、若手社員が作成した資料をAIに読み込ませることで、若手社員はレビュー前に上位者の視点で自分の資料や分析内容を見直すことができるようになる。これにより、事前に壁打ち(自分で問題点を洗い出すこと)ができるようになるのだ。
さらに、こうしたAIによる事前チェックを経て質の高い資料がレビューに回ることで、上位者の負担も軽減される。加えて、基本的な指摘ではなく、資料の内容を前提とした本質的な議論ができるようになり、全体の品質向上にもつながるのだ。
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