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- 2026/10/13 14:32 掲載
米フレッシュワークス、Torii買収で最終契約…Freshserviceに「AI支出管理」を統合へ
狙いは、ITサービス管理(ITSM)の「Freshservice」を、ソフトウェアとAIの利用コスト管理へ広げることだ。IT、財務、セキュリティの各部門が、アプリケーション、ライセンス、ID、利用状況、コストを一つの視点で把握できるようにするという。
Toriiは2017年創業。AIの利用量をトークン単位まで追跡し、人やチームに帰属させたうえで、今後の使用量を予測する。IT部門はこれをもとに、費用の付け替え(チャージバック)や上限設定ができ、利用の急増を小さいうちに見つけられるとしている。顧客にはHearst、Groupon、Kochなどがある。Torii側によると、2026年のGartnerのMagic Quadrant for SaaS Management Platformsで、3年連続のLeaderに選ばれた。
フレッシュワークスのDennis Woodside CEO兼社長は「Freshserviceはすでに、ITが運用するすべてを一か所で見られるようにしている。Toriiにより、その視点がソフトウェアとAIの支出まで広がる」と説明した。ToriiのUri Haramati CEOは「ソフトウェアとAIへ広げることは、ダッシュボードを一つ増やすことではなく、死角を一つ減らすことだ」と述べた。
クロージングまで両社は別会社として運営する。Torii側によると、顧客のインスタンス、連携、ワークフロー、サポート窓口、更改条件、ロードマップは当面変わらない。AIの従量課金とソフトウェアの乱立で、IT部門が全体像をつかみにくくなっているという問題意識が背景にある。
では、3年連続でLeaderに選ばれたToriiは、なぜ今、フレッシュワークスの傘下に入るのか。背景には、フレッシュワークスの直近決算の数字と、競合各社が一斉に掲げ始めた「AIコスト」の主張がある。
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