- 2026/09/22 10:35 掲載
グーグルがGemini前提のAIノートPC「Googlebook」予約開始、899ドルから5社が製造
初期のラインアップは、エイサー、ASUS、デル、HP、レノボの5社が手掛ける。価格は899ドル(約14万円、1ドル=156円換算)からで、筐体はアルミニウムやマグネシウム合金、カーボンファイバー製。最大2.8KのOLEDタッチディスプレイやハプティクス対応のガラス製トラックパッドを備え、プロセッサはインテルとクアルコムの製品を使う。45TOPSを超える専用NPUと組み合わせることで、バッテリー駆動は最大14時間になるという。
最大の特徴はGeminiの統合だ。カーソルを小刻みに動かすと画面上の対象に対してGeminiを呼び出せる「Magic Pointer」、言い直しやつなぎ言葉を取り除いて箇条書きに整える音声入力「Rambler」、自然言語で説明するだけでデスクトップ用のウィジェットを作れる「Create My Widget」などを用意した。本体を閉じている間も「Gemini Spark」が処理を続けるという。
Androidスマートフォンとの連携も前面に出した。サインインすると設定や保存済みのパスワード、Wi-Fi情報、メッセージが端末をまたいで移り、通信はエンドツーエンドで暗号化される。スマートフォンで始めた作業をタスクバーから引き継ぐ「Continue On」や、スマートフォンのアプリをデスクトップ上のウィンドウで操作する「Cast My Apps」も搭載した。
法人利用を意識した作り込みもある。セキュリティはChromeOSと同じアーキテクチャーを土台とし、独自チップ「Google Titan」をハードウェアの信頼の起点に据えた。さらにノートPCとしては初めて、レベル5のセキュリティ認証を受けたpKVMハイパーバイザーを載せている。隔離されたLinux環境でターミナルを扱え、開発者はコードの取得や自律型エージェントの実行を端末上で完結できる。
購入者には12カ月分の「Google AI Pro」が付き、5TBのクラウドストレージとGemini Advancedを利用できる。OSは最長10年間、機能追加とアップデートが続くという。予約はGoogle Storeや米ベストバイなどで受け付けており、店頭発売は米国が10月4日、カナダ、英国、アイルランド、フランス、ドイツ、オーストラリアが10月5日。日本は初期の発売地域に含まれていない。
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